「女子校力」

あの頃は、毎日が、本当に、楽しかったなと、心から思える時間をもらえただけで、女子校にすごく感謝をしていて。

あの時の自分が、本当に大好きだと思える。

やっぱりね。人は、誰かに認められることより、人目も気にせず、叫んで、笑って、自分という人間を曝け出して、それでも笑ってくれる人がいる方が幸せなんだよ。その方が、自分のこと大好きになれる。

でもそれって、側から見たら「世間知らず」と言われるわけで。

あの頃は、周りに、同質の人が多いなんて、気付いてなかった。変な奴ばっかりで、みんな変わってて、みんな面白くて、みんな違うと思ってた。でも、同じ性、同じ偏差値、同じ年齢、同じ校風に惹かれて集まった人たち。すっごく温室だったんだなぁって気付けたのは、共学の大学に入ってから2年以上経ってからかなぁ。

 

今では、もうわかってる。

自分が、共学の世界では、ちょっと変わってて、みんながイイって思うものに心からイイって思えなくて、でも、イイ!って言うことも時には必要だってことも。

でも、イイって言うのってダサいわ〜と心の中では思ってるすごい自尊心があるってこと。

それって、世間から見たら、めんどくさいプライドだなぁと思われるのもわかっていても、

「それでもこれが私だ」と思うところが女子校出身だなぁぁと、自分を揶揄しながら、自分のこと大好きなんだよねえ。

 

こんな私が、大好きです。笑